小さい仏壇おすすめ4選|シンプルで安い、暮らしになじむ仏壇を比較

うちには仏間がない。
リビングに大きな仏壇を置こうにも、そんなスペースはないし、存在感がありすぎると部屋の雰囲気にも合わない。
でも、朝晩ちょっと手を合わせて、故人と会話できる場所はほしい。
大きくなくていい。高価でなくてもいい。今の暮らしになじむ、小さな祈りの場所がほしい。
そんな少し欲張りな願いをかなえてくれる仏壇はないのでしょうか。
今は、チェストや棚の上に置けるもの、奥行きを抑えたもの、扉のないオープン型など、昔ながらの仏壇とは違う選択肢も増えています。
ただ、「小さい・安い」だけで探すと商品数が多く、今度はどれを選べばいいのか分からなくなってしまいます。
そこでこの記事では、
- できるだけ価格を抑えたい
- とにかく置き場所を取らないものがいい
- 写真などを飾って自由に祀りたい
- 長く置くものだから質感にもこだわりたい
という4つの暮らし方から、小さな仏壇を選びました。
一番安いものを探すのではなく、
「これから故人と、どんなふうに暮らしていきたいか」
を想像しながら選んでみてください。

小さくて安い仏壇でも大丈夫?
小さな仏壇を探していると、ふと気になることがあります。
「故人のためのものなのに、安い仏壇を選んでいいのかな」
「こんな小さなもので済ませて、申し訳なくないだろうか」
そう感じる方もいるかもしれません。
でも、仏壇の価格と、故人を大切に想う気持ちは別のものです。
葬儀や納骨などで出費が続いていることもあるでしょう。
そもそも大きな仏壇を置ける家ではないかもしれません。
無理をして高価な仏壇を買い、その後の暮らしが苦しくなってしまうことを、故人は望んでいるでしょうか。
小さくても、高価でなくても、あなたが故人を想って場所を用意し、そこで朝晩手を合わせる。
その時間のほうが、仏壇の値段より大切なのかもしれません。
もちろん、菩提寺がある場合や、宗派に沿った祀り方を大切にしたい場合は、購入前にお寺へ相談しておくと安心です。
「そもそも仏壇は必要なの?」というところから迷っているなら、先にそこを考えてから選んでも遅くありません。
先に結論|小さな仏壇で迷ったらこの4つ
今回紹介する4商品に、1位・2位という順位は付けていません。
なぜなら、仏壇は「一番高性能なもの」を選ぶ商品ではないからです。
どんな場所で、どんなふうに手を合わせたいかによって、合うものが変わります。
| 重視したいこと | おすすめ | 価格の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 価格を抑えたい | ロージー14号 | 25,800円~ | 扉付きで仏壇らしい形 |
| とにかく省スペース | MEGURI S | 29,700円 | 奥行11.8cm |
| 自由に祀りたい | MANAZASHI | 33,000円 | オープン型 |
| 質感にもこだわりたい | HAJIME | 59,400円~ | 国産・天然木を使ったモダンデザイン |
※価格は執筆時点の目安です。購入時には販売ページで最新価格をご確認ください。

選び方をもっと簡単にすると、
予算を抑えつつ、扉のある仏壇が欲しいなら「ロージー14号」。
今ある棚やチェストの一角に置きたいなら「MEGURI S」。
写真や思い出の品を自由に飾りたいなら「MANAZASHI」。
コンパクトでも、質感まで妥協したくないなら「HAJIME」。
となります。
それぞれ、もう少し詳しく見てみましょう。
できるだけ安く、でも「ちゃんとした仏壇」が欲しいならロージー14号
普段は扉を開けて、故人を身近に感じていたい。
でも来客時や夜には扉を閉じて、「今日はおやすみ」と一区切りつけたい。
そんなふうに、暮らしの中で扉を使い分けたい方には、ロージー14号が合うかもしれません。

価格は25,800円~。
今回紹介する4商品の中では、もっとも購入しやすい価格帯です。
サイズは幅32.4cm、奥行24cm、高さ42.9cm。
扉を開いたときの幅は46cmあります。
総高16~18cm程度の位牌、2.0~2.5寸または小サイズの仏具セットが推奨され、LED照明と膳引きも付いています。
安くても「簡易的なもの」で済ませたくない人へ
ロージー14号の良さは、価格を抑えながら、昔からある仏壇の使い方を大きく変えなくていいところです。
扉を開けば、そこに位牌があり、仏具を置いて手を合わせられる。
手を合わせ終えたら、必要に応じて扉を閉じることもできます。
そのため、
「昔ながらの大きな仏壇はいらない。でも、あまり簡略化しすぎるのも少し寂しい」
という人にはちょうどいいでしょう。
色もピュアホワイト調・ライトブラウン調・ダークブラウン調から選べるため、部屋の家具に合わせやすくなっています。
ロージー14号が向いている人
- 3万円以内をひとつの目安にしたい
- 位牌を扉の中に納めたい
- 仏具もある程度きちんと置きたい
- 扉を開閉して生活にメリハリをつけたい
- 価格と実用性のバランスを取りたい
一方で、高さは42.9cmあります。
「とにかく置き場所を小さくしたい」という方には、次のMEGURI Sの方が向いています。
↑↑↑リンク先のサイト内検索で「ロージー14号」と検索してください。↑↑↑
いつもの部屋に小さな居場所を作りたいならMEGURI S
寝室で、眠る前に「おやすみ」と手を合わせたい。
リビングで過ごしているときも、ふとした瞬間に故人を思い出せる場所がほしい。
でも、そのために大きな家具を増やす余裕はない。
そんな人に注目してほしいのがMEGURI Sです。

価格は29,700円。
サイズは、
幅25.7cm×奥行11.8cm×高さ25.7cm。
特に大きな特徴が、奥行11.8cmという薄さです。
重量も約0.9kg。
「仏壇を置く部屋」ではなく「いつもの部屋」に
昔の家なら、仏間という専用の場所がありました。
でも今は、
「仏壇のための部屋なんてないよ」
という家庭も珍しくありません。
MEGURI Sなら、仏壇を置くために新しく大きな家具を用意するのではなく、今使っている棚やチェストの一角にも置き場所を見つけやすくなります。
「仏壇を置く部屋」ではなく、「いつもの部屋に故人の居場所を作りたい人」。
そんな暮らし方に合う仏壇です。
アッシュ材を使った日本製で、丸みのあるデザインも、昔ながらの仏壇とは少し違った印象です。
小さいからこそ、置きたいものを先に確認
ただし、小さいことには注意点もあります。
MEGURI Sでは、総高16~18cm程度の位牌、2.0~2.5寸または小サイズの仏具が推奨されています。
今持っている位牌や仏具をそのまま使いたい場合は、購入前に必ずサイズを測っておきましょう。
MEGURI Sが向いている人
- マンションや小さな部屋に住んでいる
- 仏間がない
- 寝室やリビングに置きたい
- 棚やチェストの上に収めたい
- 奥行きをできるだけ取りたくない
- 木の温かみを感じられるものが好き
↑↑↑リンク先のサイト内検索で「MEGURI S」と検索してください。↑↑↑
写真や思い出と一緒に時間を重ねたいならMANAZASHI
故人の姿を、いつまでも忘れたくない。
写真や思い出の品、好きだった花を飾って、これからも身近に感じていたい。
そんな人にはMANAZASHIが合うかもしれません。

価格は33,000円。
幅30cm、奥行15cm、高さ21cmの、日本製オープン仏壇です。
「仏壇に納める」より、自由に祈りの場所を作る
MANAZASHIには扉がありません。
そのため、昔ながらの箱型の仏壇とはかなり印象が違います。
位牌を置いてもいい。
写真を飾ってもいい。
花や思い出の品を一緒に置いてもいい。
「決められた場所へ納める」というより、大切な人を想う場所を自分で作る。
そんな使い方が似合います。
実際、販売ページの購入者レビューには、愛猫の骨壺を置いて使っている例もあります。
「家族だから」「ペットだから」と祈る場所を分けるのではなく、自分にとって大切な存在を身近に感じる場所として考えることもできるでしょう。
自分と一緒に時間を重ねていく天然木

MANAZASHIには、ホワイトアッシュまたはウォールナットが使われています。
天然木は、年月とともに少しずつ表情が変わっていきます。
新品のまま時間が止まるのではなく、自分が歳を重ねていくのと一緒に、祈りの場所にも時間が積み重なっていく。
故人との思い出を残しながら、自分はこれからも生きていく。
そんな時間の流れまで大切にしたい人には、MANAZASHIのような天然木の祈りの場所が似合うかもしれません。
MANAZASHIが向いている人
- いかにも仏壇というデザインを避けたい
- 遺影や写真を中心にしたい
- 花や思い出の品も一緒に飾りたい
- リビングのインテリアになじませたい
- 天然木の経年変化を楽しみたい
- 自分なりの祈りの場所を作りたい
逆に、
「位牌は扉のある仏壇の中にきちんと納めたい」
という方には、ロージー14号などの方が選びやすいでしょう。
なお、商品写真に掲載されている仏具は別売りです。
↑↑↑リンク先のサイト内検索で「MANAZASHI」と検索してください。↑↑↑
小さくても、しっかりした祈りの場所が欲しいならHAJIME
大きな仏壇は置けない。
サイドボードやニッチなど、ちょっとしたスペースに収めたい。
特に奥行きの深い仏壇は置きづらい。
でも、
小さくするからといって、祈りの場所まで簡素なものにはしたくない。
そんな人に合いそうなのがHAJIMEです。

価格は59,400円~。
ここまでの3商品より一段高くなります。
奥行15cmでも、家具のような存在感
HAJIMEのサイズは、幅34.6cm、奥行15cm、高さ35cm。
膳引きを使用するときの奥行は25cmです。
奥行きをかなり抑えながら、本体にはタモまたはウォールナットを使用。

北海道旭川で製造されている日本製です。
背面には複数のファブリックカラーや木製タイプなどが用意されているため、部屋の雰囲気に合わせる楽しさもあります。
総高16~18cm程度の位牌、小サイズの仏具セットにも対応しています。
「場所を取らない」と「きちんと感」を両方ほしい
価格だけを比べれば、ロージー14号の方が購入しやすいでしょう。
それでもHAJIMEを選ぶ理由があるとすれば、
「小さくしたい」と「質感を妥協したくない」を両立できること。
仏壇は、数年ごとに買い替えることを前提にするものではありません。
特にリビングへ置けば、これから長い間、毎日のように目にします。
だから、
「一番安いものはどれ?」
ではなく、
「10年後も、この場所にあってほしいと思えるのはどれ?」
という基準で選んでもいいでしょう。
購入者レビューにも、引っ越しを機に大きな仏壇からコンパクトなものへ買い替えたという声があります。
「仏壇をなくしたいわけではない。でも今の暮らしには合わせたい」
という人にも検討しやすい選択肢です。
HAJIMEが向いている人
- サイドボードやニッチなどに置きたい
- 奥行きの深い仏壇は置けない
- 小さくても、しっかりした存在感が欲しい
- 木の質感にもこだわりたい
- 大きな仏壇からコンパクトなものへ替えたい
- 長く使うものだから価格だけでは決めたくない
予算を最優先するなら、無理にHAJIMEを選ぶ必要はありません。
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4つで迷ったら「何を妥協したくないか」で決めよう
ここまで読んでも、
「どれも良さそうで、結局決められない」
となるかもしれません。
そんなときは、すべての条件を満たそうとするのではなく、
自分が一番妥協したくないもの
をひとつ決めてみてください。
予算をできるだけ抑えたい
→ ロージー14号
置き場所をできるだけ小さくしたい
→ MEGURI S
写真や思い出の品を自由に飾りたい
→ MANAZASHI
長く使うものだから質感を妥協したくない
→ HAJIME
そして、もうひとつ考えてみてほしいことがあります。
「どこに置いて、いつ手を合わせるだろう?」

朝、リビングで「おはよう」と声をかける。
出かける前に、ちょっと手を合わせる。
夜、寝室で「おやすみ」と伝える。
花を買ってきた日に、一輪飾る。
そうやって実際の暮らしを想像すると、スペック表だけを見ていたときより、自分に合う仏壇が見えてきます。
買う前に「何を置くか」だけは確認しておこう
気に入った仏壇が見つかったら、購入ボタンを押す前に一度だけ確認しておきましょう。
特に小さな仏壇では、
外寸だけを見て決めないこと
が重要です。
確認したいのは、
- 位牌の高さ
- 遺影を置くか
- 花立を置くか
- 香炉や香立を置くか
- 火立を置くか
- おりんを置くか
- それらを仏壇の中にすべて収めたいか
です。
位牌だけを中心に祀りたい人と、
位牌・花・香炉・おりんまで置きたい人では、必要なスペースが違います。
ですから、
仏壇を決める → 仏具を考える
ではなく、
何を置きたいか → 必要なスペースを確認する → 仏壇を決める
の順番で考えると失敗しにくくなります。
「そもそも小さな仏壇にも仏具は全部必要なの?」と迷っている場合は、先に必要なものを整理しておくと選びやすくなります。
実家に仏壇があっても、自宅に小さな仏壇を置いていい?
小さな仏壇を探している方の中には、
「実家にはちゃんと仏壇があるんだけど……」
という方もいるでしょう。
仕事や結婚などで実家を離れて暮らしていれば、毎日実家の仏壇へ手を合わせることはできません。
それでも、
「自分の家にも写真を置いて、手を合わせられる場所が欲しい」
と思うことはあるでしょう。
そんな場合にも、今回紹介したような小さな仏壇やオープン型の祈りのスペースは選択肢になります。
ただし、
「位牌をもう一つ作っていいのか」
「本位牌はどちらに置くのか」
「宗派としてどう考えればいいのか」
といった問題は、単純に仏壇のサイズだけでは決められません。
菩提寺がある場合は、相談した方がよいケースもあります。
この問題については別の記事で詳しく整理します。

まとめ|小さい仏壇は「妥協」ではなく、これからの暮らしのための選択
昔の家には仏間があり、そこに大きな仏壇を置く。
そんな暮らし方が当たり前だった時代もありました。
でも、今は住まいも家族の形も変わっています。
マンションに住んでいる。
仏間がない。
実家から大きな仏壇を持ってくることができない。
リビングには、今の暮らしに合うものを置きたい。
それでも、
故人を想って手を合わせたい気持ちまでなくなったわけではありません。
だから、小さな仏壇を選ぶことを、
「仕方なく小さくした」
と考えなくてもいいのではないでしょうか。
今回紹介した4商品なら、
価格を抑えながら、扉のある仏壇を選びたいならロージー14号。
いつもの部屋に小さな故人の居場所を作りたいならMEGURI S。
写真や思い出の品と一緒に時間を重ねたいならMANAZASHI。
場所を取らず、質感のある祈りの場所を長く使いたいならHAJIME。
という選び方ができます。
4商品をもう一度比較
| 商品 | こんな人におすすめ | 価格の目安 | サイズ |
|---|---|---|---|
| ロージー14号 | 安くても扉付きの仏壇が欲しい | 25,800円~ | 幅32.4×奥行24×高さ42.9cm |
| MEGURI S | とにかく省スペースにしたい | 29,700円 | 幅25.7×奥行11.8×高さ25.7cm |
| MANAZASHI | 写真や思い出の品を自由に飾りたい | 33,000円 | 幅30×奥行15×高さ21cm |
| HAJIME | コンパクトでも質感を大切にしたい | 59,400円~ | 幅34.6×奥行15×高さ35cm |

最後に決め手にしてほしいのは、価格でもランキングでもありません。
その仏壇が置かれているところを想像してみてください。
朝、そこに手を合わせる自分。
何かあった日に、写真に話しかける自分。
何年か経っても、同じ場所で故人を思い出す自分。
「ここなら、これからも自然に手を合わせられそう」
そう思えるものが、あなたの暮らしに合った仏壇なのだと思います。
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